秋になり、これからまた冬がやってきます。
人の移動の最も多い、人口の密集した先進諸国は北半球に集中しています。
それがいよいよ冬に突入する。
コロナウィルスの発生と蔓延はまだ春でした。
ここで今更、人命など優先しない、どうせ風邪だ、なんてことは各国政府はできないでしょう。
また政策当局がなんらかのアクションを起こす必要は出てきます。
しかし、ここまでの間、これからの冬にかけてのコロナ対策が十分に準備されてきたでしょうか。
私はそうは思っていません。
だから、個人的には、余計な厄介ごとをかぶらないようにする姿勢は変わりません。
コロナ感染を警戒し、人混みや不用意な接触を避けるだけです。
私は自衛にはすっかり慣れました。
Go2も関心なしです。
結局は我慢が出来ない人たち、忍耐がない人たちがどれだけ多いのかはよく分かりました。
別になんということはないのに。
テレビを捨てる、スーパーのレジ袋を使わない、同じことです。
もともと高いボッタクリばかりの観光業です。
末期には下層から搾取するだけの中流の中国人、漢民族を歓迎していた恥知らずな業界です。
しかも今回のGo2政策はやはり中間搾取を行うピンハネ事業者が支援されることになります。
旅行業者などへの恩恵が高い。
「地元の観光業を支援しよう」なんて、大嘘です。
中間業者が恩恵を受けるのです。
だいたい、半額になっても高いものは高いでしょうw。
しかしともかく、世界全体の感染動向としてはどうなのでしょうか。
この冬、感染は再び広がるのか、どうか。
分かりません。
そこまで経済を止める必要があったのかどうか、今、あちこちで疑問の声が上がりつつあります。
だからこそ、今、関係者全てが、またひどい災厄になることを願っていることだけは想像に固くありません。
「必要だからやったのだ」と、責任を問われないようにするベクトルが生まれつつあるように思えます。
なぜなら、もともと正体不明の新型ウィルスとして騒ぎ立て、中国が原因であったその追究をしないで、とにかく緊急事態とばかりに萎縮させたのが世界中の先進国だったのです。
いきなりわけもわからず、ただ強硬な手段で全てを止めた。
それほど人の命が大事だというなら、なぜ今現在のウィグルの虐殺に黙っているのか。私にはわかりません。
どうしてシリアの戦闘よりこんな風邪の方が脅威なのか。
私にはわかりません。
要はこれは、ポピュリズムということでしかないのではないでしょうか。
感染防止のために自由を制限せよ、あるいは反対のこと規制ばかりを押し付けるな、自由と尊厳を守れ、政治責任者はその間をフラフラと揺れ動いている。
マスコミが焚きつけるものだからどちらにも定まるところがありません。
今回のことは結局、政策担当者当事者たち、市民らのパニックということが徐々にわかってきました。
そしてそれにマスコミの圧力やデマ、無責任な流言が圧力をかけた。
民主主義の世界では「この政府は人命を尊重しない」なんていわれたら政権が危ないのです。
そしてそういうことを世界中でやってきたのではないでしょうか。
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だから仕方がないことだったのです。
こういうマッチポンプをやられて、収束が見えてくれば今度は、不必要なのに経済を止めたなんて、またマスコミが騒ぎ出すことでしょう。
これに政治はどう対抗するでしょうか。
いったい、世界が集団ヒステリーになったのはなぜなのか。
こうして考えると、今回の混乱の責任が問われるフェーズに移っているとすれば、やはり犠牲者は再び増えてゆかざるを得ないかも知れないと思います。
そうして、騒ぎ立てたから対応しただけだ、悪いのは意図して混乱を煽った連中だ。
それでもやはり犠牲者は増えただろう、と。
今回の混乱の責任はマスコミや無責任な連中だというところに落ち着かないと収まらないかも知れません。
世界の言論や無責任なマスコミらが反省させられるようなトレンドが出来るまで、一定の混乱が再発すると私は見ています。
私はそれのために結果として、感染拡大の二波が起きると想定しています。
危機対応はまるで春から進んでいません。
感染力は強まるかも知れませんし、変わらないかもしれません。
それも、もはやあまり関係がないように思います。
まだコロナウィルスについての解明がされたという話はありません。
ウィルスの挙動もまだほとんどが推測の段階です。
重要なのは、感染が広がるかどうかよりも、政治にはもっと死者が必要なのではないかという事実です。
死人が増えることが必要なところがある。
私は巻き込まれないようにするつもりです。
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